第34回読書会は、2017年11月18日(土曜)10:30-12:00


前回第33回読書会は、2017年10月7日(土曜)10:30-12:00となります。
第34回読書会は、2017年11月18日(土曜)10:30-12:00です。

※今回は第3土曜開催です。

参加費は無料です。ご自分の好きな本(複数可能)をお持ちください。難しい本から漫画やラノベのようなやさしいものまでなんでも可能です。2-3分で好きな本の紹介をしていただいて、一巡したあとフリートークをします。座席数が限られていますので、参加希望の方は北坂戸にぎわいサロン受付(北坂戸駅西口:東京電機大学)までお申し込みください。

※飛び入り参加、見学も可能です。
※参加者は毎回10⁻15名ほど、常連さんも多く、年齢も20代(大学生)から80代まで、男性女性の比率も半々です。

北坂戸にぎわいサロン 坂戸市溝端町1-4-106 電話番号 049-299-8082 月、水、金、土 10:00-18:00

●追加イベント「くじ引きトーク」(2017/11/20、北坂戸にぎわいサロン二階)も予定しています。
時間は13:30-14:40です。
テーマは決めず、自由に話していただきます。学生とのおしゃべりによるやり取りをお楽しみください。なお、このイベントは教養ゼミナール(2017年後期)の学生による、企画実践になっています。
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カフェとマクドナルド

高坂にはいくつかのカフェがあるのですが、駅前にはカフェがなく、チェーン店として一番カフェに近いのはマクドナルドになります。普段は、あまりマクドナルドに入らないようにしていますが、大学がお休みの期間になると、研究室の外で仕事をする機会を求めてカフェに入る機会も増えるので、気分転換に入らざるを得なくなります。高坂近辺のカフェは個人営業の店舗が多く、マクドナルドとはいろんなところで対照的です。利用世代もマクドナルドは小中高大と若年層が多く、そうした世代のたまり場になっています。雑然とした雰囲気はときにかえって仕事をするのに向いている場合があります(もちろん相席の客にもよりますが)。集中して仕事をする際には、自分とは関係ない騒音が時に役立つことがあるということは感じますね。
 かつて高坂には、マリダリというカフェがありました。落ち着いた雰囲気で、仕事をするにも向いた店でした。随分ひいきにしていたのですが、残念ながらなくなってしまいました。今駅前という環境では、カフェや書店のような利幅の薄い業種は店を続けるのが難しいのかもしれません。今年からは新しい「夜明ケ」というオーガニックのカフェができましたが、色々と工夫がなされています。こうしたお店が地元に根付いてくれるといいと思っています。

北坂戸ふれあい祭り(UR団地自治会)

北坂戸ふれあい祭り(UR団地自治会)
2017年8月5日土曜日/8月6日日曜日

今年の教養ゼミナールでは、昨年に引き続いて北坂戸での団地自治会主催のお祭りに協力します。
ゼミでは、ドリンク、地場産野菜、古本販売、バルーンアートとマジックを出しますので、お近くの方はどうぞお立ち寄りください。

団地と本

北坂戸にぎわいサロンを通じて、UR団地との若干のかかわりが出てきた関係か、最近、団地に強い関心があります。
残念ながら家人の了承を得られず、団地には住んでいないのですが、小説及び学術文献などでいろいろと状況を確認しているところです。
ここ最近目を通したものとして面白かったものは、以下の三冊でしょうか。

長野まゆみ『団地で暮らそう!』毎日新聞社、2014年は、小説の形式をとっていますが、物語よりも団地に住む状況を詳細に描いている色彩が強い印象があります。その分、団地の特徴を描いているという意味では、他の作品以上に「団地」に特化しているといえるかもしれません。

小池高史『「団地族」のいま 高齢化・孤立・自治会』書肆クラルテ、2017年と、増永理彦『団地と暮らし UR住宅のデザイン文化を創る』クリエイツかもがわ、2015年の二冊は、現在の団地が置かれた状況を的確に分析している文献であるといえるでしょう。とりわけ、小池氏の著作はその視座であるとか、いささかステレオタイプで語られがちな団地の状況を独自の視点と研究のなかで描き出しており、とても興味深いものでした。社会学の研究者とのことですが、フィールドワークを活用できる社会学の研究者にとっては研究しやすい対象なのかもしれません。研究者に限らず、団地をめぐり現状に関心がある方にはオススメといえるでしょう。

東上線小説2

曠野すぐり『東上線各駅短編集』まつやま書房、2012年。

東上線に関する小説がないかということで探してみましたら、東松山の出版社から出ていました。
この小説は東武東上線の各駅を対象としたもので、各駅ごとのエピソードがつづられています。著者はもともと東上線沿線に住んでいるようではないようですが、取材をしていることが読み取れます。

物語は軽妙で、最初から読むとかなり楽しめます。それぞれの物語も短めで、すっきり読めます。ただ、自分の乗降している駅に対して思い入れが強い場合は物足りなさを感じる場合もあるかもしれません。高坂、北坂戸への描写はかなり軽めで住民としては残念でした。その一方で東松山については著者自身が感じた直接の印象がよく表現されています。

いずれにせよ曠野すぐり氏には本書以降も、東上線のまちについての小説をさらに発表してほしいですね。
機会があれば、別の作品も読んでみたいと思います。