フォッシュ『戦争論』



先日大学院時代の先輩が高坂まで来訪し、研究動向についてなど
いろいろと話に花が咲いたのですが、その折りにご蔵書のフェルディナン・フォッシュ『戦争論』を貸していただきました。戦前は陸軍ではフランス語を学んでいる高級軍人が一定数いて、フランスの軍事戦略に関する研究を紹介する文化があったわけですが、近年の自衛隊ではそういう流れはほとんど聞かなくなってしまった気がします。

フランスの軍事史は日本でも研究蓄積があり、とくにフランス革命前後の研究としては、優れた研究もあるのですが、それ以降になると非常に限定されてしまいます。日仏の軍事交流については、クリスティアン・ポラック氏の研究に詳しく、とくに上原勇作への言及は非常におもしろいところです。ただ、一般的に言って、日本国内ではフランスとの関連性は、ドイツとの関係性ほどは注目されていない点は残念です。これは語学の壁も大きいのでしょうね。
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