現代史研究会(2016/2/15)ゲルト・クルマイヒ「戦争責任論争から国際化へ?第一次世界大戦研究の回顧と展望」

現代史研究会より下記の案内が来ましたので、転載します。軍事史でも有名なゲルト・クルムアイヒ氏の来訪とのことです。
私も都合がつくようでしたらぜひ参加したいと思っています。

以下転載です。
当研究会では、科研「歴史認識の越境化とヨーロッパ公共圏の形成」(代表:剣持久木氏・静岡県立大学)と共同で、2月特別例会を開催致します。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

日時:2016年2月15日(月)14:00~17:00 場所:共立女子大学  神田・一ツ橋キャンパス  本館11階1208講義室  (最寄駅:半蔵門線・都営新宿線・都営三田線神保町駅、東西線竹橋駅)
 ※詳しいアクセスはリンクを参照してください。 
  http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/access/
  http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/access/kanda/campus.html

報告者:ゲルト・クルマイヒGerd Krumeich(デュッセルドルフ大学名誉教授)

題目:Von der Kriegsschulddebatte zur Internationalisierung? Ein Rück- und Ausblick auf die Forschungen zum Ersten Weltkrieg(戦争責任論争から国際化へ?第一次世界大戦研究の回顧と展望)
コメンテーター:鍋谷郁太郎(東海大学)
司会:西山暁義(共立女子大学)*報告はドイツ語で行われますが、逐次通訳がつきます。

報告要旨
Historische Forschung ist grundsätzlich immer international, es gibt ja schon immer die Kooperation und Konkurrenz der Forscher vieler Nationen zu einem speziellen historischen Thema
Gleichwohl hat es in den letzten 20 Jahren in Richtung auf Internationalisierung der Forschung zum Ersten Weltkrieg 2 neue Ansätze gegeben, die das Problem systematisiert und entscheidend vertieft haben.
Das war zunächst die vom Centre de Recherche de la Grande guerre (Péronne-Somme) aufgeworfenen Fragen einer vergleichenden Geschichtsschreibung, vor allem in Hinblick auf die Mentalitätengeschichte. Hier wurden die Fragen nach dem „Augusterlebnis“, Kampfmotivation der Soldaten, Kriegsbesetzung und Kriegsgräueln neu gestellt und diskutiert.
Seit einigen Jahren wird dieser so fruchtbare Ansatz überlappt von der Forderung nach einer Transnationalen Geschichte, die glaubt, überhaupt von nationaler Perspektivierung absehen zu können und nicht die Differenzen, sondern die „übernationalen“ Gemeinsamkeiten des Kriegserlebens aller Art postuliert.
In meinem Vortrag werde ich versuchen, diese beiden methodischen Ansätze kritisch zu referieren, indem ich anhand einiger konkreter Beispiel die wichtigsten Ergebnisse der vergleichenden Forschung zeige. Besonderen Wert lege ich dabei auf die Geschichte der Diskussion um die „Kriegsschuld“, wie sie in jüngster Zeit von Christopher Clark u.a. neu gestellt worden ist.
(訳)
歴史研究というものはそもそも国際的であり、実際特定の歴史テーマについて多くの国の研究者による協力や競合が存在する。
しかしながら、第一次世界大戦研究の国際化の方向性については、ここ20年間で問題を組織化し、決定的に進化させてきた2つの新たなアプローチが存在する。それはまず大戦研究センター(フランス・ソンム県ペロンヌ)によって提起された、とりわけ心性史にかんする比較史研究の問題である。ここでは「(開戦時の)八月の体験」、兵士の戦闘動機、戦時占領、残虐行為などの問題が新たに提起され、議論されてきた。
このきわめて生産的であったアプローチは、ここ数年、そもそも一国史的な視点ではなく、国民間の相違よりもそれを越えたあらゆる種類の戦争体験の共通点を重視するトランスナショナルな歴史を求める要求によって上掛けされるようになっている。
本講演において、私はこの両方の方法論的なアプローチを批判的に検討し、いくつかの具体的な例をもとに比較史研究の最も重要な成果を提示することにしたい。その際、とくに、最近クリストファー・クラークらによって新たに提起された「戦争責任」をめぐる議論の歴史について着目することにしたい。

***********3月例会のご案内(速報版)***********
現代史研究会では、立教SFR共同プロジェクト研究「グローバルヒストリーの中の近代歴史学」と共同で、3月例会を以下の要領で開催致します。こちらも是非、ご参加下さい。

日時:2016年3月5日(土)10:00−18:30
場所:立教大学池袋キャンパス 1号館1103教室
なお詳細は、後日改めてご案内致しますが、以下のリンクからもご覧頂けます。
http://historiographyinglobalhistory.hateblo.jp/entry/2016/01/15/002249
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