サードプレイス論

レイ・オルデンバーグ『サード・プレイス』みすず書房は、地域コミュニティを考えるうえで多くの示唆に富んでいて、一読をお勧めしています。家と職場以外で、人間的な関係を構築し、ストレス発散をする場としてこの「サードプレイス」はかなり注目されているようです。日本では伝統的に居酒屋がこの「サードプレイス」の場だったことがいわれますが、大学ではサークルがこのような場所にあたるのではないでしょうか。近年「まちづくり」問題に興味があったので、この件に関する著作や論文を調べたことがありますが、多くの文献で強調されているのはハコモノづくりや、大手資本や消費主義の論理で、商店街活性化をしようという方向性はあまり歓迎されていないということです。近年クローズアップされているのは、地域の住民とどうやって触れ合うのか、大学やNPOを中心とした「コミュニティ」をどのように「デザイン」していくかという議論のようです。「コミュニティデザイン」論は大学と地域を結び付けるうえでたくさんのヒントを示してくれそうです。
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