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東上線小説2

曠野すぐり『東上線各駅短編集』まつやま書房、2012年。

東上線に関する小説がないかということで探してみましたら、東松山の出版社から出ていました。
この小説は東武東上線の各駅を対象としたもので、各駅ごとのエピソードがつづられています。著者はもともと東上線沿線に住んでいるようではないようですが、取材をしていることが読み取れます。

物語は軽妙で、最初から読むとかなり楽しめます。それぞれの物語も短めで、すっきり読めます。ただ、自分の乗降している駅に対して思い入れが強い場合は物足りなさを感じる場合もあるかもしれません。高坂、北坂戸への描写はかなり軽めで住民としては残念でした。その一方で東松山については著者自身が感じた直接の印象がよく表現されています。

いずれにせよ曠野すぐり氏には本書以降も、東上線のまちについての小説をさらに発表してほしいですね。
機会があれば、別の作品も読んでみたいと思います。
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中島浩貴

博士(学術、早大)、東京電機大学講師(理工学部共通教育群、専任)、専門は歴史学(西洋史、ドイツ近現代史、軍事史)、クラウゼヴィッツ研究です。また「教養」、地域研究、地域文化の振興などといった問題にも関心があります。最近は、東松山(高坂)、鳩山、坂戸(北坂戸)界隈で様々な活動を行っています。

本年度(2018年)は、歴史学、欧米文化研究、教養ゼミ、初級ドイツ語、ことばと社会、フレッシュマンゼミB、日本語リテラシーを担当しています。また、後期は共立女子大学講師(非常勤)も兼任します。

プロフィール

Author:中島浩貴
博士(学術、早大)、東京電機大学講師(理工学部共通教育群、専任)、専門は歴史学(西洋史、ドイツ近現代史、軍事史)、クラウゼヴィッツ研究です。また「教養」、地域研究、地域文化の振興などといった問題にも関心があります。最近は、東松山(高坂)、鳩山、坂戸(北坂戸)界隈で様々な活動を行っています。

本年度(2018年)は、歴史学、欧米文化研究、教養ゼミ、初級ドイツ語、ことばと社会、フレッシュマンゼミB、日本語リテラシーを担当しています。また、後期は共立女子大学講師(非常勤)も兼任します。

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